【出版物】『境界研究』16号刊行
2026.03.31
ニュース
和文査読誌『境界研究』16号が刊行されました。
https://src-h.slav.hokudai.ac.jp/publictn/JapanBorderReview/no16/index.html
和文査読誌『境界研究』(ISSN 2185-6125)は、グローバルCOEプログラム「境界研究の拠点形成」によって2010年に創刊号が刊行されました。2014年4月からは、境界研究ユニット(UBRJ)が編集・刊行を引き継いでおります。グローバル化する国際社会では境界の意味の再考・再検討の機運が益々高まっており、境界や領土をめぐる問題のアクチュアリティは日に日に増しております。このような現実に鑑みれば、我が国での境界研究に関する学術的なプラットフォームの構築が強く求められていると言えるでしょう。世界的には、「ボーダースタディーズ」は政治地理学から端を発した学問領域ですが、本誌掲載の諸論文をご覧いただければ分かるとおり、国際関係論から文学まで、境界地域の実態研究から境界をめぐる表象研究に至るまで、極めてバラエティに富んだ学際的な成果が収められております。このような日本独自の研究特性を生かしつつ、関連する研究成果を束ねて発信してゆくこと、そして、それによって我が国における学問領域としての「ボーダースタディーズ」を確立させ、理論的に精緻化していくこと、このような使命を本誌は担っております。
『境界研究』16号(2026年)
目 次
[論文]
第二次世界大戦後日ソ貿易の地域的展開―1947年から50年代初頭のサハリンを事例にアントネンコ ヴィクトリア ………………………………… 1
訪日外国人観光客の特性把握―地域観光の課題解決に向けて[書評論文]石 井 洋 二 ……………………………………………………………… 23
ティム・マーシャル著『宇宙地政学と覇権戦争:無法地帯の最前線』坂 口 滉 季 …………………………………………………………………… 39
グレイシー・メイ・ブラッドリー、 ルーク・デ・ノローニャ著『国境廃絶論:入管化する社会と希望の方法』飯 笹 佐代子 …………………… 47
[書評]
幡谷則子・千代勇一編著『辺境からコロンビアを見る:可能性と周縁性の相克』水 谷 裕 佳 ………………………………………………………… 53
本間浩昭著『見えない壁:北方四島の記憶』本 田 良 一 …………………… ………………………………………………………………………………59
Summary …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………… 65